配偶者の携帯電話をチェックしたときに、不倫・浮気を匂わせるメールを発見した。これが不倫・浮気が判明するひとつの典型的なパターンです。

不倫・浮気の事実があるときは、配偶者に対して離婚を請求することができますし、配偶者および不倫・浮気相手に対して慰謝料を請求することもできます。どこからが不倫・浮気なのかという問題もありますが、肉体関係を持つことを意味するとご理解ください。

弁護士木村哲也

不倫・浮気の証拠となるメールを発見したときの対処法として、ご注意いただきたいことがあります。離婚や慰謝料の請求をお考えであれば、一番やってはいけないのは、すぐに配偶者や不倫・浮気相手を問い詰めるということです。これをやってしまうと、問題のメールを消去して証拠を隠滅され、後々言い逃れを許してしまうおそれがあります。お気持ちはよくわかりますが、冷静に対処することが大切です。

まずは、問題のメールを写メで撮影し、証拠として確保することをお勧めします(なお、問題のメールを自分の携帯電話やパソコンのメールに転送することは、転送の履歴が残ってしまったり、問題のメールの送信者・受信者がわからなくなってしまったりするおそれがあることから、お勧めしません)。そして、万一携帯電話が破損した場合に備えて、SDカードやUSBなどにも別立てでデータを保存しておくと万全でしょう。

また、問題のメールからは、肉体関係を持ったかどうかがはっきりとしないということもあるでしょう。そのような場合は、しばらく放置して、泳がせるという手もあります。そうすることで、肉体関係を裏付けるより直接的な内容のメールが後々手に入るということもあります。確保したメールが不倫・浮気の証拠として十分なのかどうかがわからないというときは、弁護士にご相談されることをお勧めします。

(弁護士・木村哲也)

八戸シティ法律事務所の弁護士が書いたコラムです。ぜひご覧ください。

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11 H28.1.6 相談料は初回無料です。お気軽にご相談ください。(弁護士・木村哲也)
12 H28.3.2 3月は離婚の季節です。(弁護士・木村哲也)
13 H28.9.28 長期間別居している方の離婚について(弁護士・木村哲也)
14 H29.6.7 離婚調停を弁護士に依頼するメリット①(弁護士・山口龍介)
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16 H29.8.4 面会交流への寛容性は、親権者判断にどの程度影響してくるのか?親権が争われた裁判で、父親が逆転敗訴した事件から見える親権者判断の現状。(弁護士・三上大介)
17 H29.10.11 小さいお子様をお連れの方も、安心して当事務所をご利用ください。(キッズスペースのご案内)(弁護士・木村哲也)
18 H29.10.31 不倫慰謝料問題に特化した専門サイトを開設しました。(弁護士・木村哲也)
19 H30.9.18 DVの被害に遭われた方へ(弁護士・木村哲也)
20 H31.4.23 バックアッププランのご案内(弁護士・木村哲也)