1 証拠の確保のために
不倫・浮気の被害による離婚では、証拠の確保が重要となります。
証拠を確保しておくことで、話し合いをスムーズに進められるようになります。
一方で、証拠の確保ができなければ、不倫・浮気の事実を否認され、離婚や慰謝料の請求が困難になることが考えられます。
不倫・浮気の証拠としては、例えば、メール・SNS、写真・動画、探偵・調査会社の報告書などが考えられます。
証拠の価値は、物によって様々です。
配偶者や不倫・浮気相手が不倫・浮気の事実を否定してきたとしても、「仮に裁判になれば裁判官が十分に不倫・浮気の事実を認めてくれる」と言い得るだけの証拠を確保するのが理想です。
弁護士にご相談・ご依頼いただくことで、手元にある証拠だけで十分かどうか、他にどのような証拠を確保することが必要かなど、適切なアドバイスのもとに離婚や慰謝料の請求に向けた準備を整えていくことが可能となります。
2 配偶者との離婚に向けた手続
配偶者との離婚の手続は、夫婦間での協議(話し合い)、協議がまとまらなければ調停、調停でも折り合いが付けられなければ裁判で解決を図ることとなります。
不倫・浮気の被害に遭われたのであれば、離婚の手続の中で、配偶者に対し、適正な金額の慰謝料を請求することもご検討されていることと思います。
また、離婚に当たっては、慰謝料のほかにも、夫婦でいる間に蓄えられた財産の分配(財産分与)、子どもがいる場合には親権や養育費・面会交流など、問題となる事項が多々あります。
このような配偶者との離婚に向けた手続は、ご自身だけで対応するのは負担が重く、法的な知識がなければ不安も大きいことと存じます。
法律の専門家である弁護士にご相談いただくことで、離婚の手続に関する有益なアドバイスを受けることができます。
また、弁護士にご依頼いただくことで、複雑な手続への対応を弁護士に一任して、スムーズに手続を進め、適切な解決を図ることが可能となります。
3 不倫・浮気相手への慰謝料請求
不倫・浮気の被害に遭われた場合、配偶者だけでなく、不倫・浮気相手に対しても、慰謝料を請求することができます。
不倫・浮気において、配偶者と不倫・浮気相手とは、連帯責任となるのです。
不倫・浮気相手に対する慰謝料請求を行う場合には、まずは不倫・浮気相手との示談交渉をして、話し合いがまとまらなければ裁判による解決を図ることとなります。
不倫・浮気相手との示談交渉においては、ご自身では冷静な対処が難しいという方も多くいらっしゃいます。
また、裁判になった場合についても、法的な知識がなければ、適切に対応していくことは困難でしょう。
不倫・浮気相手への慰謝料請求については、まずは弁護士にご相談いただくことをお勧めいたします。
そして、弁護士にご依頼いただくことで、交渉のプロである弁護士が窓口となって、冷静沈着に不倫・浮気相手との示談交渉を進めていくことが可能となります。
複雑な裁判の手続についても、弁護士であれば難なく対応することができます。
4 弁護士にご相談ください
以上のように、不倫・浮気の被害による離婚について、弁護士にご相談・ご依頼いただくことには大きなメリットがあります。
当事務所の弁護士は、これまでに、不倫・浮気の被害による離婚のご相談・ご依頼を多数お受けして、解決してきた実績が豊富にございます。
不倫・浮気の被害による離婚についてお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。
不倫・浮気の被害による離婚の解決事例はこちら
不倫・浮気の被害による離婚についてはこちらもご覧ください
●不倫・浮気の被害による離婚について
●不倫・浮気の証拠と集め方について
●配偶者と不倫・浮気相手の両方に慰謝料請求できるか
●不倫・浮気による慰謝料はいくらくらい請求できるか
●不倫・浮気の被害による離婚や慰謝料請求の手続を進める手順
●不倫・浮気の被害による離婚で弁護士に相談・依頼すべき理由