事案内容:離婚
依頼者:30代の女性(会社員)
相手方:30代の男性(公務員)
結婚歴:7年
子ども:2人

1 夫婦の状況

依頼者は、夫から暴言、暴行といったDVを受けていたことから、離婚を決意しました。

2 相談・依頼のきっかけ

別居後、当事務所の弁護士に離婚に向けた対応をご相談いただき、弁護士を間に挟んで離婚交渉を行っていくことになりました。

3 当事務所の活動

(1)離婚に向けた交渉

当事務所の弁護士は、離婚に向けた話し合いをするため、相手方に連絡を取りました。
しかし、金銭面の条件について合意できなかったことから、家庭裁判所を使って離婚を進めることとなりました。

(2)調停での経過

当事務所の弁護士は、婚姻費用分担調停と離婚調停の申立てを速やかに行いました。

婚姻費用分担調停の成立を先行させ、離婚調停では5回以上の期日が行われました。
離婚調停では、財産分与や養育費の金額、慰謝料の金額が主な争点となりました。

財産分与については、相手方の財産開示により、分与対象となる財産がほとんどないことが分かりましたので、請求を取り下げることにしました。
養育費の金額については、相手方が調停開始後に休職することになりましたので、このことを踏まえた議論を行っていきました。

慰謝料については、同居中に相手方がDVを行っていましたので、そのことについて慰謝料の請求を行いました。
この慰謝料に関し、相手方が一切支払う義務はないと主張してきましたので、調停が難航しました。
当事務所の弁護士は、訴訟(裁判)に移行した場合の結論を見据えながら、調停委員を通じて相手方との話し合いを続けました。

そうしたところ、慰謝料についても相手方が解決金として支払うことになりました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所がご依頼を受けることにより、婚姻費用分担調停を成立させ、依頼者が子ども2人の親権者となり、養育費と解決金を取り決めたうえで離婚することができました。

5 解決のポイント(所感)

今回の事案は、財産分与、慰謝料、養育費の3つが主な争点となりました。
そのような中でも、ご依頼を受けて交渉の窓口を弁護士に一本化し、調停に同席することにより、依頼者の正当な権利を守ることができました。
離婚について考えるだけでもご負担に感じられると存じますが、「弁護士に丸投げするイメージで大丈夫ですよ」とお声がけしながら調停を進め、無事に離婚を成立させることができました。