事案内容:離婚
依頼者:40代の男性
相手方:40代の女性
結婚歴:23年
子ども:2人(うち1人は成人)

1 夫婦の状況

依頼者は、依頼者の不倫・浮気などが原因で妻と別居状態となりました。

その後、依頼者と妻との本人同士の話し合いで慰謝料などの合意がまとまりかけていたのですが、妻が弁護士を立てて慰謝料の請求額を増額してきたため(150万円→200万円)、話し合いが進まなくなってしまいました。

2 相談・依頼のきっかけ

依頼者は、こちらも弁護士を入れて解決に向けた対応をしたいとのご意向で、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、離婚に関する合意を成立させるために、妻側の弁護士との条件交渉を行いました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士は、合意していた慰謝料の増額要求は不当であることなどを主張し、妻側の弁護士との書面による交渉を行いました。

その結果、慰謝料の増額要求は撤回され、慰謝料(150万円)の支払を含む諸条件の調整・合意のうえ、離婚協議書を取り交わしました。
これにより、依頼から約3か月で、適正な条件による協議離婚を成立させることに成功しました。

また、当事務所において、携帯電話の名義変更、自動車・保険の名義変更、子どもの健康保険証の返却、年金分割など、細かな諸手続を仲介・代行しました。

5 解決のポイント(所感)

配偶者に弁護士が付くことにより、離婚に向けた話し合いが止まってしまったり、難航してしまったりする例は少なくありません。

このような場合、こちらも弁護士を立てて話し合いに臨むことにより、解決に向けて円滑に進められることが少なくありません。

配偶者に弁護士が付いてお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談いただければと存じます。