４０代の女性が夫から１５００万円の財産分与と、不倫・浮気相手の女から３００万円の慰謝料を支払わせた事案（協議離婚）

事案内容：財産分与・慰謝料
依頼者：４０代の女性（夫の事業の手伝い）
相手方：５０代の男性（個人事業主）
結婚歴：２６年
子ども：３人（いずれも成人済み）

１　夫婦の状況

依頼者は、夫の不倫・浮気が発覚したことから、夫と離婚話になりました。

２　相談・依頼のきっかけ

夫は不倫・浮気の事実を認めており、離婚にも同意していましたが、夫名義の財産が相当額あることから、財産分与が問題となる事案でした。
また、不倫・浮気による慰謝料の問題もあり、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。

３　当事務所の活動

当事務所の弁護士は、依頼者と対応を協議のうえで、夫に対して弁護士介入の旨の通知書を送付し、財産分与を中心とする離婚協議を行いました。

また、当事務所の弁護士は、不倫・浮気相手に対し、不倫・浮気による慰謝料を請求する旨の通知書を送付し、示談交渉を行いました。

４　当事務所が関与した結果

夫名義の財産の内容は依頼者がおおむね把握していたため、当事務所の弁護士がその情報をもとに財産分与額を算出し夫と交渉し、依頼者が夫から１５００万円の財産分与金を受け取る内容での合意が成立しました。
そして、その合意内容に従って離婚協議書を取り交わし、協議離婚を成立させたうえで、財産分与の合意については公正証書を作成しました。
その後、夫からは、合意した条件に従って、１５００万円の財産分与金が遅延なく全額支払われました。

また、当事務所の弁護士が不倫・浮気相手と当事務所内で面談交渉したところ、不倫・浮気相手は３００万円の慰謝料の支払に応じる意向を示しました。
不倫・浮気相手は、あまり大事にはしたくないと考え、早期解決を希望していたようです。
そのため、当事務所の弁護士は、３００万円の慰謝料を支払うことを取り決めた示談書を作成し、不倫・浮気相手の署名・押印を得ました。
そして、不倫・浮気相手からは、示談書取り交わしの翌日までに、３００万円の慰謝料の支払があり、速やかな全額回収に成功しました。