事案内容:慰謝料
依頼者:30代の女性(会社員)
相手方:30代の男性(会社員)
結婚歴:10年
子ども:2人

1 夫婦の状況

依頼者は、仕事をしながら家事・育児を懸命に行っていたところ、夫が不倫・浮気をし、さらには依頼者に暴力を振るうなどしたため、離婚を決意するに至りました。
そして、夫が家を出て別居に至りました。

2 相談・依頼のきっかけ

依頼者は、「夫と相手の女性には、きちんと責任を取ってもらいたい」、「そのためにも弁護士を立てて対応したい」とのことで、ご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、依頼者のご希望に従って、夫と不倫・浮気相手の女性のそれぞれに対して慰謝料を請求しました。
そうしたところ、いずれも弁護士を立てて減額を求めてきました。
そこで、当事務所の弁護士は、それぞれの弁護士に対して、きちんとした額の慰謝料を受けられないのであれば、裁判も辞さないという姿勢で交渉していきました。

4 当事務所が関与した結果

交渉の結果、夫と不倫・浮気相手の女性から、それぞれ100万円ずつ、合計200万円の慰謝料を支払わせることで合意が成立しました。
そして、元夫との間では、協議の段階で、ご依頼から3ヶ月ほどで、離婚を成立させることができました。

5 解決のポイント(所感)

不倫・浮気の慰謝料請求においては、相手方の支払能力(支払に充てられる収入や財産があるか)も影響してくることは否定できません。
もっとも、きちんとした額の慰謝料を受けるためには、裁判も辞さないという強気の姿勢で交渉をする必要があります。
本件では、当初、夫と不倫・浮気相手の女性のどちらも支払能力に懸念がありましたが、強気の交渉の結果、いずれからも、早期にきちんとした額の慰謝料を支払わせることができました。

6 お客様の声

法律の事は、まったくわかりませんでしたが、大変わかりやすく親切に説明していただいて、ありがたかったです。

アンケート37
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