エネミー夫(エネ夫)とは

エネミー夫とは、英語の「エネミー」(敵という意味)と「夫」を組み合わせた造語で、妻の味方ではなく敵となっている夫のことをいいます。

まだあまり一般的ではない言葉ですが、その具体的な例を見れば、エネミー夫は、結構存在していると思われます。

エネミー夫の具体的な例

・母親(姑)が家事や育児のことで妻を責めると、妻の味方をするどころか、一緒になって妻を責める。
・家計が苦しいので支出を減らす協力をして欲しいとお願いしたら、やり繰りができていないなどと責め、生活費の一切を渡さなくなる。
・同僚の妻の話をたびたび持ち出して褒めちぎり、その反面、妻に対しては、気遣いが足りないとか、家事ができていないなどと責めて、仕舞には人格を否定するような発言をする。

エネミー夫への対応

エネミー夫の言動がいまだ受け流せる程度であり、離婚を決意するまでには至ってない場合には、まずは話し合ってみるべきでしょう。

エネミー夫の中には、自分の言動が妻を傷つけているということに気づいていない場合もあります。
その場合、夫のどのような言動に対して、どのようにショックを受けたのかを具体的に率直に伝えてください。
これにより、夫が自分で気づかないうちにエネミー夫になっていたという場合には、妻を傷つけていたことを反省して、言動に気をつけるようになり、元の夫に戻るということもあります。

しかし、エネミー夫の言動が酷く、結婚生活を続けていくことができないような場合には、離婚もやむを得ないでしょう。
特に、自分の言動が悪いとは考えていないエネミー夫は、妻がショックを受けていることをいくら訴えても、反省することはないでしょう。
DVやモラハラの場合と同様に、エネミー夫の酷い言動を無理に我慢し続けることは、ご自身の心身のためにもよくありません。

エネミー夫との問題を抱えている方、離婚を考えているという方は、一人で悩まずに、是非一度、当事務所にご相談ください。
当事務所は、エネミー夫との離婚に向けた問題の解決を、あなたと一緒に考え、提案させていただきます。