配偶者に弁護士が付き、弁護士から連絡が来てお困りの方はいらっしゃいませんか?

弁護士は、法的知識や交渉・手続の進め方について熟知しています。
配偶者が弁護士を付けるのは、弁護士が持つ専門的知識やノウハウを頼ってのことでしょう。
また、離婚の事案では、相手方と直接接触することに精神的負担を感じる方も少なくありません。
弁護士を代理人として立てることにより、精神的負担なく離婚に向けた話し合いを進めたいという考えから、弁護士に依頼をするケースも多いです。

配偶者に弁護士が付いた場合の対応

配偶者が弁護士を立てたからといって、ご自身も必ず弁護士に依頼しなければならないというわけではありません。
しかし、弁護士は、交渉や法的手続のプロです。
ご自身で配偶者が立てた弁護士と交渉しようとすることは、圧倒的な力量と情報の格差があるため、非常に危険なことであると言えます。
配偶者が立てた弁護士のペースで話し合いが進められ、不利な条件を不利と分からないままに押し付けられてしまうケースも少なくありません。

配偶者に弁護士が付いたのであれば、まずはご自身も速やかに弁護士にご相談いただくのがよいでしょう。
離婚に強い弁護士にご相談いただけば、その弁護士から、今後の対応方法や見通しについて説明・助言を受けることができます。
そして、依頼者が立てた弁護士と対等な話し合いをしていくためには、ご自身も離婚問題について十分な知識と経験を有する弁護士にご依頼いただくことをお勧めいたします。

離婚を弁護士に依頼するメリット

①配偶者が立てた弁護士と対等の立場で交渉できる

プロである弁護士を相手に、弁護士を付けずに渡り合うのは容易なことではありません。
話し合いの主導権を配偶者が立てた弁護士に握られ、交渉が不利な方向に進んでしまうことが多いです。
弁護士に対応を依頼することにより、配偶者が立てた弁護士と対等の立場で交渉することが可能となります。

②精神的な負担を軽減することができる

離婚に向けた話し合いをすることに、精神的な負担を感じる方も少なくありません。
まして、交渉や法的手続のプロである弁護士が相手となれば、非常に大きな不安やストレスを感じるのが通常です。
弁護士に対応を依頼することにより、交渉窓口を一任することができるため、精神的な負担を大幅に軽減することが可能です。

③複雑な手続をプロに任せることができる

離婚の事案では、裁判所での調停や訴訟など、複雑な手続への対応が必要となることも少なくありません。
ご自身だけでこのような複雑な手続に適切に対応していくことは、容易なことではありません。
弁護士に対応を依頼することにより、複雑な手続を法的手続のプロである弁護士に一任することが可能です。

離婚を弁護士に依頼するタイミング

1 離婚協議の段階

離婚協議の段階では、手続上、弁護士に依頼することが必ずしも必要というわけではありません。
しかし、配偶者が交渉や法的手続のプロである弁護士を立てた以上は、ご自身も弁護士を付けた方が安心です。
そのため、離婚協議の段階でも、配偶者に弁護士が付いた場合には、弁護士にご依頼いただくことをお勧めいたします。

2 離婚調停の段階

離婚調停の段階でも、手続上、弁護士に依頼することが必ずしも必要というわけではありません。
しかし、離婚調停の手続では、適切な主張書面や証拠資料を提出し、調停の席上でも適切な主張を展開するなどの対応が不可欠です。
離婚調停の手続は複雑ですので、離婚問題に強い弁護士を代理人に付けるのがよいでしょう。

3 離婚訴訟の段階

離婚訴訟の手続は、離婚調停以上に複雑です。
専門的な知識や経験なく、ご自身だけで対応していくのは困難であると思われます。
離婚訴訟の手続は、基本的に弁護士を付けて対応することが必須と言えるでしょう。

弁護士にご相談ください

当事務所の弁護士は、これまでに、離婚問題に関するご相談・ご依頼を多数お受けして参りました。
そして、配偶者に弁護士が付いた事案についても、適切な解決に導いてきた実績が豊富にございます。
配偶者が弁護士を立ててきた場合には、お早めに当事務所にご相談いただければと存じます。