事案内容:慰謝料
依頼者:20代の女性(主婦)
相手方:20代の男性(会社員)
結婚歴:4年
子ども:2人

1 夫婦の状況

依頼者は、夫が不倫・浮気をしたことで別居状態となりましたが、夫が高圧的な態度を取るため、慰謝料や養育費に関する話し合いをうまく進められない状況でした。

2 相談・依頼のきっかけ

依頼者は、夫との話し合いをうまく進められない点について当事務所にご相談いただき、弁護士を立てての対応にしたいとのことでご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、夫に対し、手紙を送って離婚協議を開始しました。
夫は、弁護士からの手紙に応答して連絡をしてきたものの、慰謝料や養育費に関する交渉が難航すると、やがて弁護士からの連絡を無視するようになりました。
そこで、当事務所の弁護士は、不倫・浮気相手に対する慰謝料請求を行う一方、夫に対しては離婚調停を申し立てることとしました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士が不倫・浮気相手に慰謝料請求の通知を行ったところ、不倫・浮気相手も弁護士を立てて交渉に臨んできました。
当事務所の弁護士は、弁護士同士の交渉の結果、まずは不倫・浮気相手との間で、慰謝料として100万円を支払わせる示談を成立させ、離婚調停の中で夫に対しても別途慰謝料を請求していくこととしました。

当事務所の弁護士が依頼者とともに臨んだ夫との離婚調停では、不倫・浮気相手とは別途慰謝料として100万円を支払わせること、養育費を月額3万円とすることなどの取り決めをして、調停離婚を成立させました。

5 解決のポイント(所感)

離婚に伴って不倫・浮気による慰謝料を請求する場合、配偶者と不倫・浮気相手のいずれか一方に請求する方法と、双方に請求する方法とがあります。
その選択は、依頼者の意向や、請求対象の支払能力などによることとなります。
今回は、双方とも支払能力が必ずしも十分とは言えなかったことから、双方から100万円ずつ支払わせる内容での解決としました。

6 お客様の声

担当して下さった木村先生をはじめ、スタッフの方々もとても親切にしていただきとても嬉しかったです。
本当にお世話になりました。
また何かありましたらお願いしたいと思います

アンケート48
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