事案内容:離婚
依頼者:40代の男性(会社員)
相手方:主婦の女性
結婚歴:-
子ども:1人

1 夫婦の状況

依頼者は、妻との性格の不一致から、夫婦関係がうまくいかなくなりました。
そして、妻が子どもを連れて実家に帰る形で、別居状態となりました。

2 相談・依頼のきっかけ

妻が弁護士を立てて、協議離婚の申入れをしてきたため、こちらも弁護士を立てて対応したいと、ご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

妻からは、①離婚をする、②子どもの親権者を妻とする、③養育費を月額5万円とする、④相当額の財産分与を行う、⑤年金分割の按分割合を0.5とするなどの条件が提示されました。
依頼者としては、①離婚をすることに同意する、②子どもの親権者を妻とすることに同意する、③養育費は月額3万円ならば応じる、④財産分与は適正な内容であれば応じる、⑤年金分割はしないでほしい、⑥子どもとの面会交流を認めてほしいなどのご意向でした。
当事務所は、依頼者のご意向に従い、離婚の条件を交渉しました。

4 当事務所が関与した結果

交渉の結果、ご依頼いただいてから約3か月で、①離婚をする、②子どもの親権者を妻とする、③養育費を月額3万円とする、④財産分与は依頼者が妻に100万円を支払う、⑤年金分割はしない、⑥依頼者が子どもと面会交流することを認めるなどの条件で、協議離婚が成立しました。
養育費を請求されたよりも減額できたほか、財産分与も適正な内容に落ち着き、依頼者が子どもと面会交流をすることも可能となりました。
依頼者のご希望どおりの内容でのスピード解決を勝ち取ることができました。

5 解決のポイント(所感)

協議離婚では、本件のように2~3か月くらいでのスピード解決を図ることが十分に可能です。
養育費、財産分与、面会交流などの問題も、適正な条件での解決に成功し、お客様もご納得の結果となりました。