60代の男性が、財産分与などで多額の請求を受けたのに対し、200万円の支払に収めた事案(調停離婚) 事案内容:財産分与 依頼者:60代の男性(会社員) 相手方:60代の女性 結婚歴:42年 子ども:2人(すでに成人・独立) |
依頼者は、妻から暴言を浴びせられる日々に耐えられなくなり、依頼者が家を出る形で別居に至りました。別居期間が20年余りにも及び、数年前に一度、依頼者が離婚調停を申し立てましたが、妻が離婚にまったく応じず、不成立で終了した経緯がありました。その後、依頼者は、諸事情で離婚訴訟を提起しないまま、月日が流れていきました。 |
依頼者は、長らく別居中の妻から突如多額の金銭を要求されたことをきっかけに、妻との夫婦関係を早めに解消したいとのことで、ご相談・ご依頼いただきました。 |
当事務所の弁護士は、妻の側の対応いかんによっては、離婚訴訟への移行も視野に入れつつ、離婚調停を申し立てました。すると、妻の側にも弁護士が付いて、退職金・生命保険に関する過大な財産分与の要求、その他法的根拠が不明の金銭要求なども合わせて、多額の不当な請求を主張してきました。これに対し、当事務所の弁護士は、依頼者との打ち合わせや資料の収集を積み重ね、妻の側の請求を徹底的に争っていきました。 |
当事務所の弁護士による主張・立証の結果、妻の側がおかしな理由を付けて繰り返してきた過大な要求のメッキが剥げ、調停委員からは200万円の支払での解決案が示されました。そして、双方がこの解決案で合意し、調停成立となりました。当事務所の弁護士の活動によって、大幅な減額を勝ち取ることができました。 |
離婚においては、相手方から不当・過大な金銭要求を受けることが少なくありませんが、離婚に精通した弁護士が介入して的確な主張・立証を行っていけば、常識的な金額に収めることが可能です。 |
早い対応で解決していただいて有難うございました。 |
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