30代の女性が、2回目の調停期日(依頼から4か月)で離婚を成立させた事案(調停離婚) 事案内容:離婚 依頼者:30代の女性(会社員) 相手方:30代の男性(会社員) 結婚歴:2年 子ども:1人 |
依頼者は、夫や夫の親族から不倫・浮気を疑われ、責められたことで苦痛を感じ、自宅を出て、別居に至りました。 |
依頼者は、「別居後も、夫から電話やメールが頻繁に来ていて怖い」、「今後、夫の親族が出てくることも考えられる」とのことで、自分だけでは離婚の話し合いをすることは困難と感じ、弁護士に依頼して対応したいとのことで、ご相談・ご依頼いただきました。 |
当事務所の弁護士は、すぐに夫に連絡を取り、「弁護士がすべての窓口となるので、依頼者本人には絶対に直接連絡したり接触したりしないように」と忠告したうえで、離婚に向けた交渉を始めました。 夫からは、①慰謝料300万円を請求する、②養育費月額3万円を請求する、③依頼者が子どもに接近することを禁止するとの主張がされました。 その後、夫の親族が頻繁に介入してくる事態となったことから、依頼者と相談のうえ、夫自身との離婚の話し合いを進めるため、調停を申立てることとなりました。 |
調停では、当事務所の弁護士は、①不倫・浮気は事実無根であり、慰謝料を請求される理由はないこと、②養育費は、依頼者の生活も考慮したうえでの金額とすべきであること、③依頼者と子どもとの面会交流の取り決めをすべきであることを主張しました。 調停を申立てたことで、夫自身との話し合いを進めることができた結果、2回目の調停の場で、①慰謝料の請求はしない、②養育費を月額1万5000円とする、③依頼者と子どもの面会交流を実施するという内容で離婚を成立させることができました。 |
離婚の話し合いを進める中で、相手の親や兄弟などが次々に介入してきて、本人との話し合いがなかなか進まないということがあります。 本件のように、親族が介入してきた時点で速やかに調停を申し立て、夫婦の離婚の話し合いの場から親族を排除して、スムーズに話し合いを進めることで、早期に離婚を成立させることができることもあります。本件では、2回目の調停の場で離婚を成立させることができました。依頼から4か月での解決でした。 |
最初相談に来た時、相手からの電話、メールがずっとあり困っていた時から、すぐに対応してくれました。夜、困った事があった時も、遅い時間にも関わらず、対応して下さり、安心する事ができました。話を聞いてくれない相手だったので、先生も大変だったと思います。ありがとうございました。 |
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