弁護士木村哲也

「結婚するなら年末にしろ」「離婚するなら正月にしろ」という言葉をご存知でしょうか?

これは、税金の配偶者控除と関係する言葉です。配偶者控除とは、収入が103万円以下(パートなど給与所得の場合)の配偶者がいる場合に受けられる控除です。

配偶者控除については、1年のうちどのくらい結婚生活をしたかは要件ではありません。

つまり、年末に結婚したカップルは、たとえその年の結婚生活が数日でも、配偶者控除を受けることができるのです。その逆に、正月に離婚したとしても、配偶者に収入がなければ、配偶者控除を受けることができます。

このような理屈で、「結婚するなら年末にしろ」「離婚するなら正月にしろ」ということが言われるのです。配偶者控除は、1年のうち1日でも配偶者を扶養に入れた日があれば、受けられるのです。

ただし、このような節税のためだけに、結婚や離婚の日取りを決めることは、あまり現実的ではありませんが。

(弁護士・木村哲也)

八戸シティ法律事務所の弁護士が書いたコラムです。ぜひご覧ください。

No 年月日 コラム
1 H27.3.10 親権者を決める際は慎重に(弁護士・木村哲也)
2 H27.3.10 親権者と監護権者を分けるという考え方は基本的に誤りです。(弁護士・木村哲也)
3 H27.3.10 裁判官は実際のところどうやって親権を決めるの?(弁護士・山口龍介)
4 H27.3.10 婚姻費用の分担請求をご存知ですか?(弁護士・山口龍介)
5 H27.4.1 不倫・浮気の証拠となるメールを発見したときの対処法(弁護士・木村哲也)
6 H27.4.1 子どもとの面会交流を諦めていませんか?(弁護士・木村哲也)
7 H27.5.13 録音した音声は訴訟(裁判)で証拠として使えるか?(弁護士・木村哲也)
8 H27.5.20 不倫・浮気のケースにおける秘密録音のポイント(弁護士・木村哲也)
9 H27.5.27 「結婚するなら年末にしろ」「離婚するなら正月にしろ」(弁護士・木村哲也)
10 H27.6.1 産後クライシスについて(弁護士・山口龍介)
11 H28.1.6 相談料は初回無料です。お気軽にご相談ください。(弁護士・木村哲也)
12 H28.2.2 ダイエットとエクササイズ(弁護士・木村哲也)
13 H28.3.2 3月は離婚の季節です。(弁護士・木村哲也)
14 H28.4.1 髪は2週間に1回切ります。(弁護士・木村哲也)
15 H28.9.28 長期間別居している方の離婚について(弁護士・木村哲也)
16 H29.6.7 離婚調停を弁護士に依頼するメリット①(弁護士・山口龍介)
17 H29.6.12 離婚調停を弁護士に依頼するメリット②(弁護士・山口龍介)
18 H29.8.4 面会交流への寛容性は、親権者判断にどの程度影響してくるのか?親権が争われた裁判で、父親が逆転敗訴した事件から見える親権者判断の現状。(弁護士・三上大介)
19 H29.10.11 小さいお子様をお連れの方も、安心して当事務所をご利用ください。(キッズスペースのご案内)(弁護士・木村哲也)
20 H29.10.31 不倫慰謝料問題に特化した専門サイトを開設しました。(弁護士・木村哲也)
21 H30.9.18 DVの被害に遭われた方へ(弁護士・木村哲也)