事案内容:財産分与
依頼者:30代の女性(無職)
相手方:30代の男性(経営者)
結婚歴:3年
子ども:0人

1 夫婦の状況

依頼者は、夫の高圧的な言動に耐えられず、夫と同居していた家を出ることで、別居に至りました。
依頼者は、夫が経営する会社に勤務していましたが、夫婦関係が破綻したことにともなって、無職となっていました。

2 相談・依頼のきっかけ

相応の財産分与等の金銭を取得したうえで離婚をしたいとのことで、ご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

こちらが弁護士を立てて離婚協議を試みたところ、夫も弁護士に依頼し、弁護士同士の話し合いとなりましたが、金額面での折り合いがつかなかったため、離婚調停を申し立てました。
離婚調停では、財産分与が主な争点となりました。
また、夫から婚姻費用が支払われていなかったことから、婚姻費用分担請求の調停も申し立てました。

4 当事務所が関与した結果

財産分与については、156万円の金銭のほか、使用していた自動車を取得し、その自動車のローンを夫に支払わせることで決着しました。
自動車の時価額、夫に負担させた自動車ローンを合わせて、583万円に相当する財産分与を獲得したことになります。
また、未払いの婚姻費用として、合計64万円を支払わせることにも成功しました。

5 解決のポイント(所感)

経営者の離婚の場合は、財産分与が争点となることが多いです。
今回のケースでは、適正な財産分与について、粘り強く交渉を続けたことで、お客様に有利な内容での解決を実現することができました。

6 お客様の声

対応のスピードが早く、早期解決することができ、とても感謝しております。
今後も何かの時は、ご相談させていただきたいと思いますので、その際はよろしくお願いいたします。


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